滞在許可証電子カード化の話を前半後半で書きましたら、かなりたくさんの方に読んでいただき、在伊友達チャットでも、同じイタリアに住んでいるとは思えないくらい、やった事が違うため、情報交換&移民局ネタ、愚痴ぶちまけ大会で盛り上がりました。2月中旬を過ぎた今現在の最大の関心事は、いつ受け取れるのか?

そんなわけで、今回はそこの辺りを

 私の場合1223日に申請した申請が通り、なんと期限通りにICチップ入りカードが出来上がってきたという奇跡が!

「クリスマスも正月を挟むため、通常3週間ですが、おそらく1ヶ月くらいと考えてください。受け取りもパトロナートで予約を取ってからお願いします」

と言われていたので、ダメ元で20日に、パトロナートの担当者のルチーアさんに(仮名)あらかじめ聞いていたメールで申請した許可証番号と名前を書いて確認を入れると、まだ手続き中ですので、出来上がり次第ご連絡します。という返信が。

やっぱりなとあと10日後くらいにまたメールか、気長に待とうと思っていたら、何と24日に電話が!

「出来上がりましたよ。木曜の午後が受け取りですが、今週がいいですか?来週がいいですか?」「それでは27日の木曜日にお願いします」とお願いすると予約票をすぐメールしてくれました。

まさか電話してくれると思っていなかった上、呼び出されるかと思っていた私は、過剰にお礼を申し上げました。イタリアでは本当にこれは、神対応です!

さて、寒空の127日意を決してクエストゥーラへ。

毎回の事ですが、在伊20年近くになってもクエストゥーラに行くのは気合が必要。

予約表を手に迷わず受付の5番窓口へ。なんだか面倒そうな家族連れが窓口前に陣取ってあれやこれや。

その次はモロッコ系の心細そうな若い男性、私とまあ許容範囲だと思った瞬間、南米系の女性が予約票を手に列の右側からパッと家族連れの後に入り込む。

唖然とする若い男性をよそに、私は自分の予約票を見せながら「ちょっと貴方!皆さん予約表があって並んでいて、私も貴方と同じ1530のアポよ。次はこちらの男性ですよ。その後は私!貴方最後にいらしたのだから後ろに並んでください!」とイタリア郵便局前の行列奉行さながらに列管理。女性は肩をすくめて列の後ろへ

そうこうしている今度は左から私の前の男性に「おう今日手続きの窓口はどこなんだ」と云々言いながら郵便局の振り込み用紙しか持っていない、明らかに予約していない輩がくだんの男性の前に割り込もうとしている。

行列奉行降臨

どうしていいか分からないオロオロ男性に「貴方の番ですよ」と窓口を差しながら、無理くり割り込もうとする男性に「こちら皆さん予約していらしてる方よ。パトロナートで予約しないと受付しないとクエストゥーラのホームページにも出ていますよ。質問があるなら後ろに並んで下さい。」と伝えると、聞こえなかったようなふりをして、またふらふらと空いた窓口へ 目で追っていると案の定。

「申請は午前のみ!予約して出直せ!」と係の警官から厳しく言われてふらふらと出て行った。

程なくして「シニョーラこちらへどうぞ」と手招きされて、「受け取りですね。名前を呼びますので、お待ちください」とにっこり大変感じが良い。(行列奉行評価されたのかな?)

どのくらい待つか、覚悟を決めて椅子にかけようとした瞬間、

「アカネ ドウキー(Douchi のChiはイタリア語発音はキ)」

と名前を呼ばれる。これは過去最速。

受け取りに必要なのは、

ー受取り証

ー現在有効のパスポート

ー古い滞在許可証

3点。指紋認証センサーに右と左の太さし指を乗せる事2回づつ、認証されるとスクリーンに私の許可証が出てくるシステムらしく、それを係員が確認したあと、カードを渡され、

記載事項の確認。

あっという間にIC チップ入りCarta Soggiorno Permanente(永続滞在許可証)なるものが私の手に!有効期限10年の記載。

「すみません、日本のパスポートが後8年で有効期限が切れるのですが、どうしたら良いですか?」と質問すると、

「10年後の再発行の時に申請してくだされば結構ですから」との事。5年ごとに写真を替える義務なんて事はないようです。ちょっとCarta d’identità とおんなじような感じでしょうか?

また担当者で言うことが違ったり、政府が入れ替わって法律が変わったり色々またあるかもしれませんが、参考になさって下さい。

今回の電子カードコーディチェフィスカーレ(イタリアの個人納税番号)なんかも入っていたりして、イタリアで暮らしてます。という雰囲気感が出た感じのカード。

 早速先日、子供手当(l’assegno unico)の手続きのために使いました。今イタリア政府がやっている、家の修復工事費用の税金キャッシュバックの郵便局、銀行関係の手続きにも提示するよう指示される場合も、こんなのはみた事ない紙だの、これには期限が入ってないなどの散々疑われて、受理してもらえないという目に遭いましたが(結局旦那の名義にした)、それもなくなりそうでホッ。

とりあえず、10年はクエストゥーラに行かなくて良い!

とはいえクエストゥーラに行くごとに、イタリア暮らしのスキルが格段に上がり、初めの数回の更新では、横入りされて唖然としていた日本人のシニョリーナが、何があってもかわせるスキル、行列奉行が務まる貫禄、シニョーラという呼び名がふさわしくなったという年月の経過を感じてしまった今回。イタリア暮らし段取り試験場の如くのクエストゥーラ。ある意味すごいところです。

モデナの電子カード発行は大変迅速でしたが、他州の友人は4ヶ月以上経った今もまだ発行ならず(トスカーナ州)先日手続きをして、出来るのは3ヶ月後(マルケ州)という話も聞いています。

友人たちの記事はこちらから

トスカーナ自由自在さんの記事

フィレンツェ田舎生活2さんの記事

夏に日本帰国の前に書き換えを考えていらっしゃる在伊日本人の皆様、早めに動かれたほうが無難なようですよ。

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