初めてバルサミコ酢を販売が始まって1ヶ月。
それもイタリアの市場ではなく、日本へ。というのも伝統的製法のバルサミコ酢は年間に少量しか樽から取ることができず、私たち自身もっと良いものを作りたいため、各樽のセットの状態を見ながら、一番最小限の1L弱を取り出しました。33セットから取り出したのは26L弱、100mlの小瓶に250本詰めて、200本を日本へ発送。残りは我が家の醸造室へ来てくださった方のみに販売をしていく予定です。
日本での販売は伊勢丹の外商顧客の特別販売会でのお披露目と並行して、オンラインで予約販売そして店頭での販売というスタート。
大変ありがたいことに、輸入販売をしてくださったda Romaのお客様を始め、過去モデナの我が家まで見学に来てくださった方、日本でのバルサミコ酢講習会にいらしてくださった方、SNSでずっと見てくださってくださって来た方、友人知人の皆さん。届きました!レシピを見てこんなふうに使いましたという作レポまで沢山のメッセージをいただき、生産者としてとても嬉しい限り。
引き続き da Roma
の店頭、ネットショップでの扱いがございますので、購入ご希望の方はご利用ください。
本来なら、日本へ販売のために帰国して売り場に立って、直接お礼を申し上げたかったのですが、コロナ禍ではかなり難しい。
どんな形で感謝の気持ちを伝えようかと、考えながら瓶詰め作業をしているときにSNSにバルサミコ酢が入る瓶の写真をあげたら、長野でお花屋さんを営むお友達のロミさんが、「瓶が一輪挿しに使えそう」というコメントを見て、これだー!と閃いたんです。
ロミさんとお会いしたのは、石川さんが主催する自然料理アカデミーと共催したバルサミコ酢講習会。
神戸での会だったのに、長野からわざわざいらして頂いて、会の後に田舎住まいで、なんらかの事業を営む女子会(ご主人がご一緒だった方もお二方いらっしゃいましたけどあえて女子会と呼ばせてください)で一緒にご飯を食べてゆっくりお話しをしたのです。またなんで全く異業種のこんなマニアックな講習会に?と聞いたら、「知恵をもらいに来たんです。」っておっしゃったのが、私の中でものすごく印象に残ったそんな彼女。同世代で子育てする事業主。業種は違っても共感できる。私の周りにはそういうお友達が沢山いますが、どの方もパワフルで一緒に何かするともの凄く力をもらえる。そんなわけで、即こんなメッセージを送りました。
バルサミコ酢を買ったお客様に何かの形でお礼がしたい。こんな世の中で、
プライベートも仕事もやっぱり直接会うことの大切さ。あの神戸の会みたいな刺激をもらった出会いってしたいなあ。って思う。
でもそれがダメならくよくよしないで、何か繋がりたいそんな思いもあってご連絡しました。
私のイメージは季節感を感じながら何気なく食卓に飾ってある感じです。長野は葡萄を作ってますよね。葡萄の剪定の時期ですから枝とかそういうものも、面白いかもしれません。
バルサミコ酢はイタリアモデナの物ですが、私は日本人だからあんまりイタリア!にこだわってないんです。バルサミコ酢を日本人に使いやすいように紹介したいなと思ってます。なので、和の食卓、洋の食卓でも合うようなアレンジができたら。
というイメージを忠実に作ってくださいました!旦那様はカメラマンというロミさんご夫婦。長野の古民家と、葡萄畑の中で数日に渡り撮影をしてくださいました。
バルサミコ酢を買ってくださった皆様に、瓶の再利用のアイデアとして、役立ててくださったらとても嬉しいです。
普段はブライダルや、フォトスタジオでのお花と写真のコラボをしていらっしゃるそう。ものすごく素敵なお花のアレンジと写真を撮ってくださいました。
ロミさんの旦那様の写真スタジオはこちらから
スタジオアネモネ
http://www.studio-anemone.com/
ロミさんのお花屋さんはこちらから
フロラリ・チロワ‐Romiの引き出し花屋
Instagram /Facebook @floralies.tiroirから.
街角(露店)からスタートした小さな花屋。『どんな場面でも♡心に残る花達を』がコンセプトです。渡仏も重ね、ウェディングから日常までフランスのエッセンスも加えながら、皆さんにお花がある嬉しさが伝わればいいな!の想いで活動中。小さな日々の思い出から大きな人生の節目までをお花の香りや色でより印象的になるお手伝いを!
お近くの方是非足を運んでみてください。