春到来のモデナ

庭の紅すももが満開です

桃、プラム、すもも、さまざまな花が咲いて、庭もお花畑さながらとてもいい季節になってきました。

残念ながらイタリアはコロナウイルスイギリス変異種が猛威を奮い、州の大多数がロックダウン、4月初めの復活祭の休暇は全土でロックダウンするという事。

私の住むモデナは34日からその影響で、一足先に保育園、幼稚園を含む学校と名のつく施設は全て閉まり、我が家の子供達も全てオンライン授業に切り替わりました。

畑の向こうに見える日の出

ロックダウン中でも学校は続けて欲しいという要望が殺到するところですが、我が町の小中学校はロックダウン前に一斉検査があり、残念ながら沢山の陽性者(ほとんどの子供達は幸い無症状か軽症)が出てしまい、保護者もこれはしょうがない。という感じでおります。現段階で2万人の人口の我が町、19人の回復者、新規に今日9名を含む208人の陽性者、病院に入院中という方は15人だそうです。毎日市長が細かく数字を発表しており、ロックダウンした4日は234人とのことでしたから、少しずつ減少しています。まだまだ予断ならない状態であることは変わりないですが、具体的な数字があるというのは、ずいぶん安心感があります。

そんな中、312日に

料理研究家の長本和子先生の主催するマンマのイタリア食堂のZoomイベントで、トリノのさやかさん、コセンツァの英里さんと一緒に、お話しさせていただく機会をいただきました。題して

「イタリアだより~コロナ・カーニバル・復活祭」

このコロナ禍、イタリアではどうなっているのか。どのように過ごしているのか。語るのは、同じイタリアなのに住んでいる所によってやはり違う、新聞やテレビでは伝わってこない日常の様子。3人のイタリア現地ならではのトークも好評でした。この時期のイタリアの行事、カーニバルと復活祭について。それぞれがパワーポイントを使って、その宗教的意味や、習慣、その地方の風習など、地元での様子を語りました。

舞台裏を少々

冒頭でも書いたようにコロナ第三波の真っ只中。イタリア全国の子供達がまさに会の時間に、オンライン授業中。

舞台裏の様子

実は個人のリハーサル、本番直前のリハーサルでも1番の心配がネットの配信状況。我が家の2人もオンライン授業中のため、Wi-Fiでは遅れが生じること間違いない。

5m以上の有線LANケーブルコンピュータを繋ぎ、アップロードの速度を計って、プロバイダーに見直しの必要があるのでは?と2週間前に電話したりと内心ヒヤヒヤ。

やはり起きました!トリノのさやかさんが消えた!

先に話してとの長本先生からの指示が入り、YouTobe動画はここから始まりさやかさん抜きで内心ドキドキしているのを笑顔で隠してます。

えりさんがちょっと下を向いているのは、状況確認のメッセージを送っておりました。話している間にも、ピリンピリンと本部メッセージが携帯に入ってくる音がこちらは説明の真っ最中のためどうなっているかわからない。

そうなると些細なことでドキドキ。画像の変更をする時に少し遅れが生じると、え、まさか私も止まってるのでは?!と焦ったりもしましたが無事終了。

葡萄畑の剪定ほぼ終了しました。

田舎に住む者は見えない敵と戦っていたのでした。

60名近い参加者の方から会の後に

ホント、地方によって同じイタリアでも北から南各地でこんなに違うんだ!コロナでも強く、しなやかに生きている様子に元気をもらいました!とお礼メッセージともに感想を頂きました。

このZoomお話会YouTobeにアップされてますので、是非ご覧になってください。

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