2024年6月のモデナは果物のなりがとても良かった。
先ずはさくらんぼ。モデナはさくらんぼの産地。有名所は近隣のビンニョーラ市。さくらんぼ祭りが毎年開催されている程。

もちろん我が家周辺でもさくらんぼを栽培する農家さんがたくさんあります。
そういえば子供の頃6月になると山形に住む母のお友達から、箱に入ったさくらんぼが送られてきて、おやつにガラスの容器に入ったさくらんぼを大事に食べながら、家にさくらんぼの木があれば飽きるまで食べられるのにと思ったものでした。
まさか、その夢が数十年後イタリアで叶うとは!

10年以上前に自家用に植えた桜の木。葡萄畑の始まりのところに、4種類を計12本を木陰がないから植えたのですが、大きくなりまして、今年は枝が下がってしまうほど鈴なり。本気で収穫したら数百kg単位になりそうな量でした。しかしそんな状態でもうかうかしていると、うちの周辺には真っ赤な実だけを狙う鳥の大群、落ちた実を待ち受ける鶏など、先を越される。その前に収穫しないと人間は食べられない。というわけで、家族全員で収穫へ。

まず真っ赤になるのは日当たりが良いところつまり木のテッペン辺り。脚立に登って採るのです。熟れたもの、腐っていないもの、鳥や虫に喰われてないものなど見分けながら、時折味見しながら、カゴにいっぱいになるまで摘むのは結構な手間。毎回さくらんぼが高いのはこの手間賃だわ。としみじみ。

籠いっぱいにする頃には、各自相当お腹に入っていて、家に持ち帰っても面白いもので、あんまりそのまま食べない。という贅沢っぷり。やっぱりね、木から真っ赤なやつを選んで、食べるのが最高に美味しいのです。収穫2回目、3回目ともなれば家族は見向きもしなくなり、熟したさくらんぼは当然日持ちがしないから、収穫したらすぐ加工が待っている。そんなわけで作りましたよ、さくらんぼゼリー、シロップ漬け、ジャム、ケーキ。大変なのはタネ抜き作業。心を無にしてひたすら種ぬき。

6月の初旬に我が家にバルサミコ酢醸造室見学に来てくださった方には、季節限定無制限さくらんぼ狩りがオプションでついてきますよ。

さて、このモデナ大収穫祭まだまだ続きます。

