新緑が深く色づいて、気持ちの良い天候の5月のモデナ。

この時期バルサミコ酢に使うぶどうはぐんぐん葉の数を増やし、花芽も大きくなってきます。ある程度の雨量による湿度と、気温が上がるとベト病、うどんこ病などなどカビ系の病気をはじめ害虫の心配をしなくてはならないので、風通しをよくする芽かきや、葡萄畑の念入りな草刈りの真っ最中。

葡萄畑の右側草刈り終了左側も刈って行きます

有機栽培で使用でき銅剤(銅イオンでカビの菌糸を発生しにくくする)や、プロポリス(耐性を高める栄養剤)などできるだけ、農薬でないものを葡萄に与えています。害虫の発生もこの頃。第一世代を少なくすれば、自ずと次世代の数の減少につながるということで、殺虫剤は使いたくないので、こんなトラップを試してみました。一つはメスのフェロモンを粘着シートにくっつけて雄を捕獲するトラップ。これは個体数の検査用と通常はなってますが、今の第一世代の雄を捕獲できればメスの産卵数が減る。

こんなトラップ

通常は害虫のモニタリングで使って殺虫剤を散布する時期を決めるんだそうですが、バルサミコ酢に使う葡萄畑は規模が小さいからこれで捕獲しただけでも効果があるよ。と知り合いの農学者が教えてくれました。

もう一つは赤ワインと砂糖、クローブ、シナモンを作った液体を2週間ほど熟成させて瓶に入れ、専用のトラップキャップをつけて葡萄の気に吊るすというもの。ビンブルレと呼ばれるホットワインとほぼ同様の作りの美味しい香りに誘われて、入った虫が四方八方からはいる光の量が多すぎて、小さな入り口が見つけられなくなり、出てこれなくなるという設計。

葡萄の木の間に吊るします。

葡萄畑の間にせっせと吊るし効果を期待しているところ。もちろんいないのが良いわけですが、ここは自然がいっぱいの田舎ですか都会とは違う。

さあ効果はいかに?!

イタリア バルサミコ酢醸造をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む