バルサミコ酢レシピ その11 ラムチョップのバルサミコ酢焼き

行動規制が出ているので、今年は家族4人で過ごしました。朝食はトルタディフォルマッジョ。中部イタリアのウンブリア州グッビオからモデナに嫁入りしてきた主人のおばあさんが、必ず作っていたそうで、私もレシピを聞いて毎年作っています。チーズと粉が同量という物凄いレシピ本当は丸ですが、復活祭のブログに書いたように今年は鳩型

お昼はもちろん、卵のたっぷり入った手打ちパスタ。ガスパリ製粉所の石臼で挽いた小麦

を使ってロゼッタを作りました。中にはベシャメルソースとプロシュットコット(ハム)、そしてパルミジャーノレッジャーノ チーズがどっさり入いる、太巻のように巻き込んで作るパスタ。切り口が渦巻き状のバラの花の様な様子から名前がついたパスタ料理。オーブンで焼いて食べます。

パスタには今の時期畑の畦道にたくさん生え始めた、オルティーケ(ネトル)を練り込んで緑色に

メインのお料理はラムチョップのバルサミコ酢焼き。

羊の肉を食べる習慣は古く紀元前まで遡り、旧約聖書の中で、神がエジプトにおいて、奴隷のイスラエル人(ユダヤの民)を自由解放した話に基づきます。
「エジプトを今晩通過するだろう、そして、(エジプト人の)長子を皆殺しにする」それを聞きつけたイスラエル人が罰を受けない目印として、家の戸口に子羊の血で目印をつけたのだとか。
キリスト教においては、犠牲になった子羊(キリスト)は救済の象徴ということで、復活祭でイタリアでは羊を多く食べます。羊ではなく、ウサギやヤギを食べる文化を持つ地域もあるそうで、色々調べてみるとなかなか深い復活祭の食卓なのでした。

今日ご紹介するレシピは代々アチェタイアを持つ、モデナ在住の方に教えていただいたレシピです。お酢や、白ワイン、アンチョビが入るので、ラム肉の臭みも気にならないとってもおすすめのレシピ!是非試してみてください。

ラムチョップのバルサミコ酢焼き

材料

(4人分)
ラムチョップ 1kg
塩、胡椒   適宜
オリーブオイルEV 大さじ1
バター    100g
にんにく   1かけら
白ワイン   250ml
肉のスープストック 200ml

あわせビネガー(細かくみじん切りか、ミキサーにかけて作っておく)
ワインビネガー 大さじ2
ローズマリー  1枝
にんにく    1かけ
アンチョビ   4枚

伝統的製法で作ったバルサミコ酢 大さじ3

作り方

注意:香りと風味が飛んでしまいますので、バルサミコ酢に火は入れないでください。

合わせるワインは ランブルスコ グラスパロッサ種、アマローネ、プリミティーボなどがお勧めです。

その他のレシピはこちらからどうぞ

復活祭

復活祭

Buona Pasqua

復活祭おめでとうございます。

子供達が食紅で色をつけてくれたゆで卵

去年よりも少し規制が緩いとはいえ、ロックダウンのイタリア。

大袈裟に集まることができないので、家族で過ごします。

この復活祭の、日本のお正月の雰囲気と似たようなところがあり、キリスト教においては全ての行事が復活祭から一新される節目の行事です。復活祭の詳しいお話はこちらからどうぞ

イタリアは復活祭の休暇中。

気候も良くなってくるこの時期、学校の授業がオンラインに切り替わってからもう1ヶ月。我が家の小学2年生は、エネルギー爆発中。12歳のお姉ちゃんと喧嘩がすぐ始まるし、散歩に、サイクリングと連れ出してもお友達と遊べないというのは相当ストレスが溜まってくる感じなのです。

14歳以下は少人数であれば、外で遊ばせてもいい!という記述を発見。とはいえ、公共の施設公園の遊具などは全て使用禁止になっており、それぞれのご家庭の考えもあるし、なんとなく電話して遊びましょうというのも憚られる。

たまたまスーパーで会った幼稚園のママ友と遭遇、うちももう限界!と愚痴大会。どこへも行けない長い休暇は親子とも持て余し気味。

じゃあうちに遊びにおいで!と誘った帰りにもう1人の運動不足解消のお散歩中のお友達発見!

早速遊ぶ約束を取りつけて意気揚々と帰宅。

もちろん息子は大喜びで、お友達が来る1時間も前から玄関前で待ち構えておりました。

友達が来て大張り切り、木に登って見せる息子。や、それ無理でしょ!と2人の友達の背中が語ってます。

やってきた友達2人と、棒切れを持って庭中走り回り、そこら辺に穴を掘ったり、ボール遊びをしたり、木に登ったり19時過ぎまで、みんなほっぺは真っ赤、襟足を汗だくにして思いっきり遊んだのでした。子供は子供と遊ばないとダメですね。

3人とも年の離れたお姉ちゃんがいるので、まあ口達者。おやつを食べているときに観察していると、まああ3人でしゃべる事しゃべる事。1番白熱していたお題は?どんなイースターエッグチョコがもらえるか?でした。うーん時事問題抑えてますね。7歳侮れない!

なぜならイタリアのイースターの大きなチョコレートの卵の中にはソルプレーザ(サプライズの意)の大きなおまけが入っているのでチョコレートの大きさだけでなく、それも楽しみにしているんです。巨大なチョコレート卵の動画はこちらから

卵は復活を意味し宗教的にも意味がありますからゆで卵に色を塗ったり、卵の飾りを作ったり子供達と一緒に飾りを作りました。卵型にした枝は剪定が終わったばかりの葡萄畑から持ってきて庭に咲いている花を。鳩そしてオリーブの枝は平和の象徴。オリーブの枝の関連記事はこちらから

子供たちの手にかかるといろんなものが付け加えられていく飾り

コロンバという復活祭に食べるお菓子も鳩の形。今年は最近料理に目覚めた娘が一人で作る!とネットで動画やレシピを探して作ってくれました。2日かけてゆっくり発酵させて作ったコロンバ。とっても上手にできています。型がなきゃできない!というのでネット通販で、つい20個(10個とほぼ同価格だった)も買ってしてしまい…。この分だとざっと計算して20年分!?それは流石に困るので、本当は丸いトルタディフォルマッジョも今年は鳩型。この分だとクリスマスのパネットーネも鳩型決定の我が家。5年くらいで型を消費したいものです。

さてこれから、復活祭の昼食の用意にかかります。

この時期に行うバルサミコ酢の移し替え作業の動画はこちらから

樽の移し替え作業

バルサミコ酢の移し替え作業

一年に一番寒い時期に、1番小さな樽から最終製品を取り出し、それから数ヶ月後本格的な春の訪れの前、酢酸菌が目覚め始めるころ、私たちは移し替えの作業を行います。

真冬の間は、醸造室は静か香りも穏やか。少しずつ気温が上がり始めると香りが立ち始める。面白いもので、あ、起きてきたなと感じます。それは庭のマーガレットヤ、オオイヌノフグリが咲き始める頃と同時期。やっぱりお酢も生きているんですね。

バルサミコ酢を醸造するにあたり、1番独特な作業がこの移し替え作業ではないかと思います。バルサミコ酢を伝統的な製法で熟成させるには、寒暖の差が激しい屋根裏部屋に置く必要があり、夏は酢酸菌が活発に働き、寒い冬の間は酢酸菌は働かず、休眠状態にさせることが不可欠です。なぜなら寒い冬の間に、澱が樽の下に沈み、光沢と輝くような褐色の液体へとさせるため。

そんな時期を寒い過ごしたバルサミコ酢は、春、酢酸菌が目覚める頃、大きい樽から小さい樽へ順繰りに、バルサミコ酢を移し替える作業を行います。

最低でも大小容量の異なる5-9個の樽が一式とし、一定期間の熟成後、1年に1度移し替え作業を行います。小さい方の樽に隣の樽から蒸発した液体分を補充します。

私たちの醸造室の樽は大小、大きさの異なる5つの樽を1セットとして構成されており、樽の上部に開いたコキューメという蓋の部分からは勿論、樽壁に染み込み、外に蒸発する年間の量は10-20%と気候に左右されやすく、毎年一定ではありません。この移し替え作業を経て、12年経った時点からバルサミコ酢を採取できるようになります。その量は最小樽の8%以下が望ましく10Lの樽からは800mlも採れないのです。ざっと計算して、我が家の13年熟成のバルサミコ酢、100mlの中に使った葡萄は2Kg。しかも13年、13回の葡萄の収穫がゆっくりととても長い時間発酵13年の醸造作業の積み重ねと、時間の経過の間に木樽に入ったバルサミコ酢はゆっくりと時間をかけて濃縮し、粘度が増し、木材と酵母と酢酸菌の複雑な相互作用により芳香が増します。もちろん、セットの5つの樽の中身は1番大きいものは1番新しい成分が異なり、香りも、粘性も味も全て異なります。移し替え作業をすることによって、樽が小さくなるごとに熟成が進んでいくのです。

ワインの製造では樽にワインを入れて蓋をして、熟成を行い、樽は数年で廃棄されますが、バルサミコ酢は毎年、樽の手入れを怠ることなく移し替え作業を繰り返し、50年、100年と使い続けることによって、芳香が高まり、価値が上がるのです。言ってみれば、樽無くしてバルサミコ酢はできません。

ワインは瓶詰めをして時間が経てば経つほどと価値が上がるものがありますが、バルサミコ酢は樽の中だけで熟成します。何故なら毎年の移し替え作業があってこそ酢酸菌、と酸素との働き、葡萄や樽の木に含まれるフェノール類の重合作用など熟成に必要な様々な要素が複雑に絡まり合い熟成が起こるためなのです。揮発性の酢酸菌は長い長い熟成の中で量が減っていきますが、有機酸がどんどん増えていきます。そのため空気の流れが生まれない瓶の中では熟成は止まります。

そのかわり瓶の中では瓶詰めされた品質の状態が保たれます。科学検査を行った結果、完全に密封された容器の中では50年以上経ったものでもその品質に変化はなかったと言う報告があるほど。本当に長い期間熟成されたバルサミコ酢には賞味期限は必要がない。と言うのが醸造家の共通した意見ですが、市場に出す場合法律で賞味期限の表示が義務付けられていますので、一般に伝統的な製法で作られるバルサミコ酢には10年の賞味期限を表示する事になっています。

さて、今年も移し替え作業を主人と2人しました。こんな手作業なの!と思われるかもしれませんが、そうなんです。樽の中の上下の状態が違うバルサミコ酢をかき混ぜすぎないようにやるには電動ポンプなどを使えませんし、取り出す液面の高さは樽の大体真ん中あたりから。補充する液面の高さは指の高さなど小さな蓋の部分から微調整を行うにはこの方法が1番。動画を作りましたので、ぜひ覗いてみてください。

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椰子の日曜日

我が家の葡萄畑の剪定も無事終了。畑仕事を始めたり春はなかなか忙しい季節です。

今日は椰子の日曜日

キリスト教ではイースターの1週間前の日曜日は椰子の日曜日。もしくは枝の主日と呼び、重要な意味を持つのだそう。というのもイエス・キリストがエルサレムに入場した日であり、エルサレムの群衆がロバに乗ってやってきたイエス・キリストをナツメヤシの枝をもって迎えた事からこんな風習ができたそうです。

こんな絵を見つけました。群衆がナツメヤシの枝を持っています。


その記念の日曜日、全世界のキリスト教教会で枝の主日が行われるわけですが、どこでもこのナツメヤシが手に入るわけではない。ということで、各国によって持つ枝が違うのだとか!イタリアではこの日教会のミサにてこの時期剪定されるオリーブの枝が配られます。

私はクリスチャンではありませんが、嫁に入ったフォルニ家は敬虔なクリスチャン。

家族みんなでミサに行きます。

政治と宗教は別であるというイタリアではありますが、習慣や風習にはキリスト教の行事が深く関わっていて、とても面白い。

オリーブの枝は旧約聖書の中のノアの箱舟で洪水の後、ノアが放った鳩が水は引けて安全だよと言う印にオリーブの枝を箱舟に持ち帰ってきた。という言い伝えから平和の象徴として使われるのだそう。

そう言えば、国連の旗やユニセフの旗もオリーブの枝が描かれていたなとか、そういえば、復活祭に食べるコロンバというお菓子も平和の象徴の鳩。欧米文化の色々なところに現れているのだと一人納得。

残念ながら今年は教会前でのオリーブの枝配りは、コロナの影響で行っておらず、町のお花屋さんでオリーブの枝を購入して祝福をミサで受けると言う形になっていました。

リグーリア州で神父をしている義弟に電話をしたら、オリーブオイルの産地でオリーブの枝には困らないという事で、普通に枝を配ったのだそう。

なるほど、レッドゾーン(自分の住む市から出てはいけないという一番厳しい行動制限)はそんなところにも影響が出るんですね。

おじいさんが持たせてくれたオリーブの枝、剪定した葡萄の枝で作ったリースに飾りました。

それを知らなかった我が家、親切なおじさんが持ってないのかい?と言って娘にひと枝持たせてくれました。

そんな気持ちがちょっと嬉しいそんな日曜日。

オリーブの枝をあしらったお花の写真を一枚

バルサミコ酢の瓶とお花のコラボレーション 長野県のある葡萄畑にて 

日本で販売しておりますバルサミコ酢残り半分以下になったそうです。購入を希望される方はお早めにどうぞ。

https://www.eet.co.jp/

イースターの巨大チョコレート卵作り

復活祭の準備

 復活祭(英語ではイースター)は日本ではあまり馴染みのない行事ですが、イタリアを始め欧米諸国では大事な行事。なぜなら、復活祭はキリスト教において、クリスマスよりも重要な位置づけとされており、大体的にお祝いをします。もちろん学校、会社もお休みに。今年2021年は44日が復活祭通常月曜日もお休みになります。

 2月カーニバルが終わると四旬節という期間があり、40日間続く復活祭に備える期間に当たります。この期間は、結婚式などのお祝いを行わない、クリスチャンは金曜は食生活においては肉食、アルコール、お菓子を控える、など色々な制約があったりしますが、現在は随分変化してきているようです。詳しいお話は料理研究家長本和子先生の主催する マンマのイタリア食堂 イタリア便りでお話しさせていただいたので、こちらからどうぞ。https://youtu.be/dGW0PCYS9Ic

さてこの時期スーパーマーケットにうず高く並び始めるのが、チョコレートの大型卵とコロンバという鳩の形をしたお菓子。

この卵の中身気になるところ。スーパーに売っているものは男の子用女の子用なんてキャラクターで分けられていたり。何故ならチョコレート卵の中には大きなおまけが入っているんです。チョコレート卵を作っているお菓子屋さんは、贈り物を別途持っていくと入れてくれるというサービスも。指輪や、新車の鍵なんて超高額商品をプレゼントもできてしまうという。この贈り物相性してソルプレーザ(驚き)と呼ばれています。

例年であれば、復活祭前に友達を呼ぶと、子供たちへのお土産で、復活祭にあけるんだよーなんて言いながら手土産に持ってきてくれるなんて事もあり、最大10個も溜まったことも⁉️今年はコロナでそういうこともないので、子供達と作ることにしました。

それも大きな大きな1kgサイズ。

自作するのがいいのは、チョコレートが選べること。市販のものは粗悪なものだとアラビアガムが添加されており、後からお菓子に加工しようとしても綺麗に溶けなかったり、変なベタつく塊に変形したり、結局食べきれずにということもあるので良いチョコレートを選んで作れる!しかも余ったらお菓子作りに使えます。

山のようなチョコレートを刻み溶かして型に入れて簡単なようですが、チョコレートに含まれる油脂分を溶解させて、安定した細かい粒子に結晶化させる温度調整が必要でうまくいけばつやつやな口溶けが素晴らしいチョコレートができ、型からもパカっと外れるのですが、間違うと型から取れない、食感が悪く白っぽい粉を吹いたようなものができます。

温度計を用意して温めて、一定温度まで手早く冷やし、型に入れて冷却。

うまく行ったのに、型に入れた量が少なくて薄い部分ができてしまい、接着面を温めて2つを合わせた時に割れてしまったり、やり直したりして、はあああ時間がかかった!

子供達とホワイトチョコレートに食用色素で色をつけてペイントをして出来上がり。

そんな驚きの大きな大きなチョコレート。作った様子動画でご紹介します!

YouTobeチャンネルはこちらから

 

沢山の方に感謝して

初めてバルサミコ酢を販売が始まって1ヶ月。

それもイタリアの市場ではなく、日本へ。というのも伝統的製法のバルサミコ酢は年間に少量しか樽から取ることができず、私たち自身もっと良いものを作りたいため、各樽のセットの状態を見ながら、一番最小限の1L弱を取り出しました。33セットから取り出したのは26L弱、100mlの小瓶に250本詰めて、200本を日本へ発送。残りは我が家の醸造室へ来てくださった方のみに販売をしていく予定です。

 日本での販売は伊勢丹の外商顧客の特別販売会でのお披露目と並行して、オンラインで予約販売そして店頭での販売というスタート。

大変ありがたいことに、輸入販売をしてくださったda Romaのお客様を始め、過去モデナの我が家まで見学に来てくださった方、日本でのバルサミコ酢講習会にいらしてくださった方、SNSでずっと見てくださってくださって来た方、友人知人の皆さん。届きました!レシピを見てこんなふうに使いましたという作レポまで沢山のメッセージをいただき、生産者としてとても嬉しい限り。

引き続き da Roma

の店頭、ネットショップでの扱いがございますので、購入ご希望の方はご利用ください。

本来なら、日本へ販売のために帰国して売り場に立って、直接お礼を申し上げたかったのですが、コロナ禍ではかなり難しい。

どんな形で感謝の気持ちを伝えようかと、考えながら瓶詰め作業をしているときにSNSにバルサミコ酢が入る瓶の写真をあげたら、長野でお花屋さんを営むお友達のロミさんが、「瓶が一輪挿しに使えそう」というコメントを見て、これだー!と閃いたんです。

ロミさんとお会いしたのは、石川さんが主催する自然料理アカデミーと共催したバルサミコ酢講習会。

神戸での会だったのに、長野からわざわざいらして頂いて、会の後に田舎住まいで、なんらかの事業を営む女子会(ご主人がご一緒だった方もお二方いらっしゃいましたけどあえて女子会と呼ばせてください)で一緒にご飯を食べてゆっくりお話しをしたのです。またなんで全く異業種のこんなマニアックな講習会に?と聞いたら、「知恵をもらいに来たんです。」っておっしゃったのが、私の中でものすごく印象に残ったそんな彼女。同世代で子育てする事業主。業種は違っても共感できる。私の周りにはそういうお友達が沢山いますが、どの方もパワフルで一緒に何かするともの凄く力をもらえる。そんなわけで、即こんなメッセージを送りました。

バルサミコ酢を買ったお客様に何かの形でお礼がしたい。こんな世の中で、

プライベートも仕事もやっぱり直接会うことの大切さ。あの神戸の会みたいな刺激をもらった出会いってしたいなあ。って思う。

でもそれがダメならくよくよしないで、何か繋がりたいそんな思いもあってご連絡しました。

私のイメージは季節感を感じながら何気なく食卓に飾ってある感じです。長野は葡萄を作ってますよね。葡萄の剪定の時期ですから枝とかそういうものも、面白いかもしれません。

バルサミコ酢はイタリアモデナの物ですが、私は日本人だからあんまりイタリア!にこだわってないんです。バルサミコ酢を日本人に使いやすいように紹介したいなと思ってます。なので、和の食卓、洋の食卓でも合うようなアレンジができたら。

というイメージを忠実に作ってくださいました!旦那様はカメラマンというロミさんご夫婦。長野の古民家と、葡萄畑の中で数日に渡り撮影をしてくださいました。

バルサミコ酢を買ってくださった皆様に、瓶の再利用のアイデアとして、役立ててくださったらとても嬉しいです。

普段はブライダルや、フォトスタジオでのお花と写真のコラボをしていらっしゃるそう。ものすごく素敵なお花のアレンジと写真を撮ってくださいました。

ロミさんの旦那様の写真スタジオはこちらから

スタジオアネモネ

http://www.studio-anemone.com/

ロミさんのお花屋さんはこちらから

フロラリ・チロワ‐Romiの引き出し花屋

https://floraliesm.exblog.jp/

Instagram /Facebook @floralies.tiroirから.

街角(露店)からスタートした小さな花屋。『どんな場面でも♡心に残る花達を』がコンセプトです。渡仏も重ね、ウェディングから日常までフランスのエッセンスも加えながら、皆さんにお花がある嬉しさが伝わればいいな!の想いで活動中。小さな日々の思い出から大きな人生の節目までをお花の香りや色でより印象的になるお手伝いを!

お近くの方是非足を運んでみてください。

春と動画とこれから

去年初めてのロックダウン中に何かしなくておかしくなってしまうと思って始めたそんな試みの一つ。自分に週一度動画を発信するという目標を掲げた2020年の3月から

YouToberになって一年が経過しました。ミアモデナをとサイトの名前をつけた由来

と根本は同じで、私が住むバルサミコ酢が育つ地、モデナの事を私の視点から紹介したくてAkane  in balsamiclandという名前をつけてチャンネルを作りました。

もちろん有名な著名人であるわけでは無いため、チャンネル登録なんて12人増えるか、全く増えない時期が続き、3651年経って振り返るとチャンネル登録をしてくださった方は390人弱。ありがたい事に、1日に平均して1人位の方がチャンネルを登録して下さった計算になります。ビデオや写真のノウハウがあるわけではないし、動画編集なんて、家族の写真とビデオの整理しかしたことがなかったので四苦八苦!

こういう動画の名前付けから、見てもらえるように表示をする工夫…本当に難しい。

写真や文章とは違う情報の伝え方というのが面白い。写っているものはもちろんだけど、声の抑揚、目線、光の量や音質など些細な事で随分印象が変わってくるというのが、自分で撮って編集すると悪いところが沢山!その反対にこんなところが!と考えもしなかったところが面白かったり。説明しきれていなかったことが伝わることも多々ありました。

もちろん、動画で食べていこうなどと大それた事は微塵も思っていない訳で、強力な情報伝達のツール。これからもバルサミコ酢の良さ、モデナの良さ、イタリアの良さを紹介できるように試行錯誤していきたいと思います。塵も積もれば山となる。60本以上の動画ができました。特に人気があるのはマニアックな「バルサミコ酢を科学する」というシリーズ。実は一番私が力を入れてしゃべりたいものの一つ。一般的なイタリア料理や、バルサミコ酢の使い方なんていう動画より、科学的な事を延々喋っているようなのが好まれるとは!うーむ奥深しYouTobe。

皆さまこれからも懲りずにお付き合いくださいませ。マニアなところはもっと深め、バルサミコ酢のことだけでなく、小さなモデナの生産者やお料理のことなども増やしていきたいと思います。見たことがない方は是非覗いてみてくださいね。リクエストや質問もお待ちしております。

醸造室の紹介ミニ動画を作りました。

「醸造室を見回る、とある春の1日」

Akane in balsamicland 他の動画はこちらからどうぞ。

春のモデナとZoomお話会

春到来のモデナ

庭の紅すももが満開です

桃、プラム、すもも、さまざまな花が咲いて、庭もお花畑さながらとてもいい季節になってきました。

残念ながらイタリアはコロナウイルスイギリス変異種が猛威を奮い、州の大多数がロックダウン、4月初めの復活祭の休暇は全土でロックダウンするという事。

私の住むモデナは34日からその影響で、一足先に保育園、幼稚園を含む学校と名のつく施設は全て閉まり、我が家の子供達も全てオンライン授業に切り替わりました。

畑の向こうに見える日の出

ロックダウン中でも学校は続けて欲しいという要望が殺到するところですが、我が町の小中学校はロックダウン前に一斉検査があり、残念ながら沢山の陽性者(ほとんどの子供達は幸い無症状か軽症)が出てしまい、保護者もこれはしょうがない。という感じでおります。現段階で2万人の人口の我が町、19人の回復者、新規に今日9名を含む208人の陽性者、病院に入院中という方は15人だそうです。毎日市長が細かく数字を発表しており、ロックダウンした4日は234人とのことでしたから、少しずつ減少しています。まだまだ予断ならない状態であることは変わりないですが、具体的な数字があるというのは、ずいぶん安心感があります。

そんな中、312日に

料理研究家の長本和子先生の主催するマンマのイタリア食堂のZoomイベントで、トリノのさやかさん、コセンツァの英里さんと一緒に、お話しさせていただく機会をいただきました。題して

「イタリアだより~コロナ・カーニバル・復活祭」

このコロナ禍、イタリアではどうなっているのか。どのように過ごしているのか。語るのは、同じイタリアなのに住んでいる所によってやはり違う、新聞やテレビでは伝わってこない日常の様子。3人のイタリア現地ならではのトークも好評でした。この時期のイタリアの行事、カーニバルと復活祭について。それぞれがパワーポイントを使って、その宗教的意味や、習慣、その地方の風習など、地元での様子を語りました。

舞台裏を少々

冒頭でも書いたようにコロナ第三波の真っ只中。イタリア全国の子供達がまさに会の時間に、オンライン授業中。

舞台裏の様子

実は個人のリハーサル、本番直前のリハーサルでも1番の心配がネットの配信状況。我が家の2人もオンライン授業中のため、Wi-Fiでは遅れが生じること間違いない。

5m以上の有線LANケーブルコンピュータを繋ぎ、アップロードの速度を計って、プロバイダーに見直しの必要があるのでは?と2週間前に電話したりと内心ヒヤヒヤ。

やはり起きました!トリノのさやかさんが消えた!

先に話してとの長本先生からの指示が入り、YouTobe動画はここから始まりさやかさん抜きで内心ドキドキしているのを笑顔で隠してます。

えりさんがちょっと下を向いているのは、状況確認のメッセージを送っておりました。話している間にも、ピリンピリンと本部メッセージが携帯に入ってくる音がこちらは説明の真っ最中のためどうなっているかわからない。

そうなると些細なことでドキドキ。画像の変更をする時に少し遅れが生じると、え、まさか私も止まってるのでは?!と焦ったりもしましたが無事終了。

葡萄畑の剪定ほぼ終了しました。

田舎に住む者は見えない敵と戦っていたのでした。

60名近い参加者の方から会の後に

ホント、地方によって同じイタリアでも北から南各地でこんなに違うんだ!コロナでも強く、しなやかに生きている様子に元気をもらいました!とお礼メッセージともに感想を頂きました。

このZoomお話会YouTobeにアップされてますので、是非ご覧になってください。

バルサミコ酢レシピ10、いちごのバルサミコ酢マリネ

朝晩は寒いけれど、日中は随分春らしくなってきました。

庭が一気にお花畑なるのもこの時期から。スミレ、マーガレット、オオイヌノフグリなど枯葉の間にあちこちに咲き始めています。

そんな時期、市場やスーパーに続々と出てくるのがいちご。

八百屋の店頭

日本のいちごよりずっと大きなものが多くて、無造作にパックに入っていることも多い。

そんないちごで今日はデザートをご紹介します。

いちごのバルサミコ酢マリネ

材料 

いちご    250g

バルサミコ酢 小さじ2

スポンジケーキ 直径5cmのもの4つ

バニラアイスクリーム 適宜

作り方

他のレシピで、「バルサミコ酢がお皿に残るのが勿体ない。」というご意見を多数いただきましたので、スポンジケーキを下に置いて盛り付けました。スポンジケーキがなくても美味。春らしいデザート作ってみてください。

 

 

バルサミコ酢レシピ9、グリーンチキンボール

今日、3月8日は国際女性デーミモザを女性に習慣がイタリアにはあるが、我が夫曰く

「僕は革新的考えを持っていて、女性の権利獲得や平等をわざわざ祝わなくても女性を尊重している人間だから、祝う必要性を感じない。君が働くことについても大賛成だし、意見を尊重してるじゃないか!何と理解のある夫!」

と演説?を始めるタイプで、面倒くさいので勝手に祝うことにしている(笑)

ミモザケーキ作って、庭に咲いている野花を活けてみました。

この時期牧草地にいっぱい生えているのが、ビエトラ(フダンソウ)と言う小松菜のような青菜。

子供達にとってきてもらった。

葡萄畑の鶏さん達のたまごも貰って帰ってきた。

この時期のビエトラは柔らかくて甘い!

3kgくらい取ってきてくれちゃったので、早速茹でておくことにした。

数あるビエトラレシピから今日は鶏挽肉と合わせたお料理を。ビエトラがなければ、ほうれん草や小松菜など他の青菜で代用してください。

野菜嫌いな子供も食べてくれること間違いなしのレシピです。

グリーンチキンボール バルサミコ酢添え

材料 4人分

鶏ひき肉         400g

青菜(茹でたもの)     250g

パルミジャーノレッジャーノチーズ 40g

卵           1個

小麦粉         大さじ2

ナツメグ        少々

レモンの皮のすりおろしたもの 1個分

塩           小さじ1、5

胡椒          適宜

作り方

ポイントはしっかり青菜の水をきること。そうでないとベチャベチャになってしまいます。

チーズ、爽やかなレモン、バルサミコ酢の香りを楽しめます。